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テクノロジーの歴史で大きな役割を果たした7人の黒人開発者(前)

2021/03/02

Scott Carey InfoWorld

 Clay氏は、もともとはプログラマーだった。1956年に米McDonnell AircraftでIBMコンピューターやBurroughsコンピューターのプログラミングに携わったのがキャリアの始まりだ。1958年には、現在の米ローレンス・リバモア国立研究所にあたる、カリフォルニア大学バークレー校が米エネルギー省向けに運営していた研究所でプログラマーの仕事に就き、さらに1962年には、米Control Data Corporationでメインフレーム向けのソフトウエア言語の開発に携わった。その後は米Hewlett-Packard(HP)に移り、ミニコン「HP 2116A」向けのソフトウエアのリード開発者を務めた後、研究開発部門に加わった。

 Clay氏がHPで共に仕事をした中には、Tom Perkins氏がいた。後にシリコンバレーの著名ベンチャーキャピタルKleiner Perkinsの設立に参加した人物だ。この縁から、Clay氏もコンサルタントとしての仕事を手がけ、1978年にはROD-LがKleiner Perkinsから出資を受けた。黒人創業者に対する出資は、Kleiner Perkinsにとってこれが初だった。

Marian Croak氏

 Marian Croak氏は現在、米Googleでサイト信頼性エンジニアリング担当バイスプレジデントを務めている。テクノロジー業界での35年に及ぶキャリアの中で、特に輝かしい実績としては、1990年代にVoIP(Voice over IP)の誕生に関わったことが挙げられる。

 VoIPは、電話網ではなくIPネットワーク上で音声通話やマルチメディア通信を実現する技術として生まれ、現在も利用されている。最近Zoomのビデオ通話を利用した人は、何らかの形でVoIP技術に接しているはずだ。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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