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テクノロジーの歴史で大きな役割を果たした7人の黒人開発者(後)

2021/03/04

Scott Carey InfoWorld

 今回の記事では、テクノロジー界の歴史で先駆的な役割を果たした7人の黒人の功績を取り上げる。

前回から続く)

Mark Dean氏

Credit: Olu Eletu (CC0)
Credit: Olu Eletu (CC0)

 Mark Dean氏は、パーソナルコンピューターの誕生で大きな役割を果たした。現在は、米テネシー大学の電気工学/コンピューターサイエンス学部の名誉教授となっている。

 Dean氏は、1979年から2013年という長期にわたって米IBMに在籍した。同社でかつて所属したバスシステムのチームは、後にISA(Industry Standard Architecture)と呼ばれることになるバスを開発し、初期のコンピューターで外部装置との接続を可能にした。Dean氏は、1981年に誕生した「IBM PC」に関する重要な特許をほかにも有している。1995年には、黒人初のIBMフェローに任命された。

Clarence Ellis氏

 Clarence Ellis氏は、今や伝説となった1970~80年代の米Xeroxパロアルト研究所(PARC)で働いていた数少ない黒人の1人だ。Ellis氏が所属したチームは、初期のディスプレイソフトウエアや、オブジェクト指向プログラミング言語、初期のグループウエアシステム「OfficeTalk」などを開発した。

 OfficeTalkは、今日のコラボレーションソフトウエアの礎となった。Ellis氏も著者の1人として名を連ねた1982年の文書では、OfficeTalkについて次のような説明がある。「Alto/Doradoのマシンと、Cedarのデータベースおよびプログラミング環境を使って、あるシステムを考案した。このシステムでは、ユーザーのディスプレイ画面上で電子フォームを柔軟に操作でき、ユーザーのワークステーション間でのフォームの流れの調整や制御を行える」

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