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ビジネスプロセス分析とは(後)

2021/03/18

Sarah K. White CIO

 ビジネスプロセス分析は、企業が業務プロセスを精査して改善点を探るための方法論の1つだ。効率化や成果向上の余地があるプロセスを特定したり、プロセスの構成がビジネスゴールに沿っているかどうかを評価したりするうえで役立ち、ビジネスプロセス管理(BPM)で不可欠な要素の1つとなっている。ビジネスプロセス管理の国際的非営利団体Association of BPM Professionals(ABPMP)の説明によれば、標準化された共通の視点でプロセスを捉えることができ、複雑な組織でのガバナンスを実現できる。

前回から続く)

Credit: Thinkstock
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 改善の余地を見極める:対象のプロセスを分析して、改善の余地がある部分を見極める。具体的には、余分な作業の排除、特定の手順の自動化、ワークフローの要素の変更などが考えられる。プロセスの流れを効率化したり、従業員の生産性を高めたりできる改善策を、ここで考える。

 改善の結果を把握する:考えた改善策を実際にプロセスに反映し、その後の状況を把握して、変更が成功したかどうかや、最初のステップで定めたゴールやKPIを達成できたかどうかを確認する。ただし、改善はこれで完成ではない。ビジネスプロセス分析では、プロセスに対する継続的なモニタリングと記録が不可欠だ。今後に向けた新たな改善の余地が見つかるかもしれない。1回だけ関与してあとは忘れるというような姿勢は避けよう。

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