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クラウドからの即時撤収に備える15の方法(中)

2021/03/31

Peter Wayner InfoWorld

 米国の往年のテレビドラマで、「M*A*S*H」というシチュエーションコメディがあった。若い世代には信じがたいかもしれないが、朝鮮戦争時に米軍の移動野戦病院(MASH)に配属された医師らを描いたコメディで、11年続いた。話の中で、戦況が変わって危険が迫り、野戦病院を急いで撤収する時には、MASHのMはMobile(移動)のMだ、と誰かが話していた。

前回から続く)

電話は無用

Credit: Thinkstock
Credit: Thinkstock

 昔は、各社の営業チームは、歩合目当てで顧客企業を丁重に扱ってくれたものだが、最近の営業活動は、自動化されたスクリプトのもとでAIが判断を下すケースが増えている。人間がいるとしても、名前も出さずに舞台裏で業務にあたっていることが多い。いずれにせよ、現在の営業担当者は件数勝負で、どの相手をどう処理するかを、画面上で分単位や秒単位で決めていく。ユーザー企業側のアピールによっては、少しだけ経験豊富な担当者のキューに入れてもらえるが、その担当者もやはり件数勝負だ。誰かが責任を持って対応してくれる仕組みにはなっていない。

つながりを作る

 現代のクラウドコンピューティングで特に恐ろしい点の1つは、そこで働いている知り合いがいなかったら失敗していた、といった類いの話がよくあることだ。今や、AIの判断のもとで、クラウドからサイトが次々とつまみ出されている。生身の人間とのつながりには、計り知れない価値がある。飲み屋で一杯おごったり、贈り物を届けたりといったところから始めるのもよいかもしれない。

重要なデータを見極める

 その昔、人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出てきた証券会社のCM風パロディで、顧客の名前と投資金額が書かれたリストをなくすようなことがあれば大変だ、という話があった。

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