TOPSoftware > ITオペレーションの信頼性を高めるための5つのポイント(前)...

Software

ITオペレーションの信頼性を高めるための5つのポイント(前)

2021/04/20

Isaac Sacolick InfoWorld

 今回は、アプリケーションの開発と稼働に関して企業のITチームの支援にあたっているエキスパートに、モニタリング、オブザーバビリティ、AIops、自動化についての見解を尋ねた。その回答をもとに、ITオペレーションの信頼性を高めるための5つのポイントを見ていく。

Credit: Gremlin / Getty Images

 開発者が新たなアプリケーションやマイクロサービスを本番環境にデプロイした時に、それが所定のサービスレベルで正常に稼働しているかどうか、ITオペレーションとしてどのように把握すればよいだろうか。問題の発生をいち早く察知し、ビジネスに影響するインシデントへと発展する前に、先手を打って対処できるだろうか。

 あるいは、何らかのインシデントが発生して、パフォーマンス、安定性、信頼性に影響が生じた時に、根本原因をすばやく特定し、ビジネスへの影響を最小限に抑えながら問題を解決できるだろうか。

 さらに一歩進んで、こうした状況への対応をある程度自動化し、サポート担当者が手作業で対処せずに済ますことは可能だろうか。

 パブリッククラウドやプライベートクラウドで稼働するデータマネジメントサービスやデータアナリティクスサービスはどうだろうか。警告の把握、インシデントの詳細情報の確認、データ連携やDataOps、データレイクで生じた課題の解決、機械学習モデルやデータ視覚化に関する問題の解決に、ITオペレーションはどのように対応しているだろうか。

 デジタルトランスフォーメーションを進める中で、アプリケーションやアナリティクスのデプロイの頻度が増えているITリーダーにとって、こうした問いは重要だ。CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)やIaC(Infrastructure as Code)の自動化を通じて、DevOpsチームがより頻繁なデプロイを実行する中では、変更に伴う問題が生じる可能性も高まる。

 開発者、データサイエンティスト、データエンジニア、ITオペレーションは、信頼性向上のためにどうすればよいだろうか。必要なのは、アプリケーションのモニタリングだろうか。それとも、アプリケーションのオブザーバビリティ(可観測性)を高めることだろうか。モニタリングとオブザーバビリティは、互いに競合する存在なのだろうか。それとも、両方を組み合わせて導入することで、信頼性を高めたり、インシデントの平均解決時間を短縮したりできるのだろうか。

 今回は、アプリケーションの開発と稼働に関して企業のITチームの支援にあたっているエキスパートに、モニタリング、オブザーバビリティ、AIops、自動化についての見解を尋ねた。その回答をもとに、ITオペレーションの信頼性を高めるための5つのポイントを見ていく。

↑ページ先頭へ