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クラウドの進化、7つのポイント(中)

2021/04/28

Peter Wayner InfoWorld

 現在のクラウドがどのような方向で進化しているか、7つの重要なポイントを押さえておこう。

前回から続く)

FaaSのオープン化

Credit: 123RF
Credit: 123RF

 クラウドへのシンプルなデプロイを実現する方法としては、この数年の間に大手クラウド各社がサービスを始めたFaaS(Function as a Service)がある。開発者は、何らかの判別なりデータ処理なりを行うひとまとまりのコードを、単一の関数として作成すればよい。それ以外の面はすべて、クラウドに任せることができる。多数のサービスをつなぎ合わせて大規模なプロダクトを構成する場合などに、こうした手法を利用できるようになったのは大きな進化だ。

 だが、唯一の難点はベンダーロックインだった。関数自体はさまざまな言語で作成できるとしても、フレームワークとの連携に関する仕様が各社で異なる。そこで現在では、OpenWhisk、OpenFaaS、Kubeless、Knative、Fissionなど、興味深いオープンソースプロジェクトがいくつかあり、さまざまなマシンでFaaSを実現できる。

ARMプロセッサへの移行

 ARM化の波はMacだけの話ではない。AWSは自社開発のARMプロセッサGravitonで稼働するインスタンスを提供しており、x86ベースのインスタンスに比べコストパフォーマンスが40%高いとうたっている。ネイティブアプリケーションはARM向けにコンパイルし直す必要があるが、Java、JavaScript(Node.js)、PHP(Drupal、WordPressなど)などの高水準言語であれば、そのまま利用できる。

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