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ネット詐欺のメッセージでよく見られる3つの特徴(後)

2021/05/27

Ian Paul PCWorld

 ネット詐欺にどれだけ注意を払っていても、時と場合によっては、うっかり引っかかってしまう恐れがある。犯人側は、膨大な人数に向けて、偽のメールやメッセージを送る。それを読む人の中には、メッセージで言及された企業やサービスの利用者で、かつ注意散漫な状態にある人が、一定数は含まれている。そういう人に引っかかってもらうのが犯人の狙いだ。

前回から続く)

2:緊急性を訴えるメッセージには要注意

Credit: IDG

 誰かのFacebookアカウントを乗っ取って、その友達全員にメッセージを送るという手口は古くからあるが、一刻を争う事態を装った文面で届く場合もある。例えば、今ロンドンに来ていて、持ち金を全部奪われて困り果てている、というメッセージが届いたとしたらどうだろう。

 詐欺だと分かっていて見れば、こうしたメッセージの後で何を求められるかは判断がつく。だが、緊急事態だと言われて冷静さを失った状態では、詐欺だと気づかない可能性もある。友達が海外でひどい目に遭っているのなら、今すぐに救いの手が必要だと思ってしまうかもしれない。

 このように、緊急性を前面に押し出したメッセージの受け手は、あまり深く考えずに急いで対応を図ろうとする可能性が高まる。そこが犯人側の狙いだ。すぐに対応しなければという衝動は抑えなくてはならない。友達がひどく困っているとしても、まずは電話で本人に連絡を取ったり、本当にその地にいるのかどうかを第三者に確認したりといった策はある。テキストメッセージはなりすましが簡単なので、声で確実に判別できる人と話をすることが肝心だ。ホテルの支配人を名乗る人物や、本人を助けたと称する人物が、代理として話をしてきたとしても、その言葉を信じてはいけない。

 今すぐ手を打たないと口座を凍結する、といった内容のメールに関しても、基本的な考え方は同じだ。そもそも、銀行やカード会社は、影響の大きい措置について利用者に連絡する時に、Gmailで通知を送りつけるのではなく、書面なり電話なりを使う可能性が高い。本当の話かどうかを念のため確認したい場合は、銀行やカード会社の正しいURLを自分で入力して、サイトを開いてみよう。本当の話であれば、ログイン後の画面にも同じような内容が表示されているはずだ。

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