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AIの活用、ペプシボトラーとドローンベンチャーの事例(中)

2021/06/16

Bob Violino InfoWorld

 AIや機械学習の活用に前向きな企業は多い。販売パートナーや顧客のエクスペリエンス強化を目的とした例も多く、ブランドロイヤルティの向上、売上の拡大、市場シェアの獲得など、さまざまな効果を見込んでいる。ここでは、2社のAI活用の事例を見ていく。

前回から続く)

Credit: Rawpixel

 G&J Pepsi-Cola Bottlersが開発した機械学習ツール「Cold Space Allocator」は、あらゆる変数を考慮に入れ、それぞれの地域の利用客に合わせて、最適な品揃えをはじき出す。「売れ行きが鈍い商品に代えて、同様の地域でもっとよく売れている商品を推奨する機能もある。利用客のニーズに合わせて、最適な品揃えをきちんと実現できれば、市場で大きなアドバンテージになる」と、Balzer氏は言う。

 また、小売店に対しても、最も収益アップに貢献している商品や、最もニーズがある商品を、データに基づいて提示できる。

 自動注文プラットフォームを導入して以来、G&J Pepsiの発注処理は劇的に効率が上がった。以前は注文作成に1店舗あたり1時間以上かかっていたのが、約10分で済むようになった。

 新たなテクノロジーの導入を進める中では、いくつかの課題にも直面した。「まず何より重要なのは、プロセスに目を向けることだ。テクノロジーがどれだけ優れていても、基になるプロセスがひどければ、必ず失敗する。プロセスの問題を解決したうえでテクノロジーを導入することが重要だ。当社の場合は、現場の担当者たちと力を合わせて取り組む時間をとって、担当者たちが現在のプロセスにどのように対処しているかを理解し、賛同を得て、プロセスの問題を解決した」

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