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遠隔地の現場にエッジ装置を導入、シェールガス大手の事例(中)

2021/06/23

Maria Korolov Network World

 エッジコンピューティングは、通信量の抑制、遅延の軽減、コストの削減といったメリットが見込める一方で、導入や管理の負担が懸念材料になり得る。オンプレミスのデータセンターでも管理は大変なのに、現場への機器の導入や管理が果たしてスムーズに行くかどうかという懸念だ。

前回から続く)

Credit: Hivecell
Credit: Hivecell

 Hivecellの管理システムには、多数の拠点に展開するサーバー装置のスケジューリングやモニタリングの機能、ボタン1つでコンテナをデプロイできる機能、各拠点の装置のOSやKubernetesランタイムをリモートでまとめてアップデートできる機能などがあり、Hivecellのクラスタに対するしきい値アラートの設定や、リアルタイムのパフォーマンス制御なども行える。

 Devon Energyでは、現場のリグや車両の中にHivecellのサーバー装置を設置し、掘削機材のデータを収集することにした。その設置と稼働は、従業員が1人で行える。電源プラグをつなぎ、シリアルケーブルを接続して、スイッチを入れるだけだ(シリアルとイーサネットの変換アダプターは、HivecellがDevon Energy向けに特別に追加した)。こうして現場に設置したサーバー装置は、それぞれの場所で利用できるサービスに応じて、LTEまたは衛星回線経由で会社のネットワークに接続する。

 Cao氏は次のように述べる。「設置はボタン1つで済む。ハードウエアもレンタルなので、正常に動かなくなった場合は、別のを送ってもらえる」

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