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クラウドベースのCI/CDプラットフォーム、選択のポイントは(下)

2021/07/02

Martin Heller InfoWorld

 ソフトウエア開発のスピードを上げ、正常に動作するビルドを本番環境にこまめに反映するには、テストとデリバリーのプロセスの一部または全部を自動化する必要がある。できれば、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインを導入し、リリース前にエラーを発見するためのテストスイートや、パイプラインの手順を実装するスクリプトを取り入れるのが望ましい。

前回から続く)

サーバーレスのCI/CDという選択

Credit: Jason Dorfman/MIT CSAIL

 一般には、クラウドサーバーのインスタンスを利用するよりは、クラウドのコンテナを利用する方がコストが低く、クラウドのサーバーレスならさらにコストが抑えられる。ただし、本記事の執筆時点では、サーバーレスで運用できるCI/CDプラットフォームの選択肢はあまりない。

 サーバーレスの場合、目的のプロセスを動かすコンテナは、必要性が生じたタイミングでインスタンス化され、通常は何らかのイベントがトリガーとなる。CI/CDの場合、特定のリポジトリのブランチに対するコードのチェックインがトリガーになることが多い。これを受けて、リポジトリのWebhookがサーバーレスのプロセスを起動する。一連のプロセスが完了したら、リソースは解放される。

 サーバーレスで稼働できる数少ないCI/CDプラットフォームの1つに「Serverless CI/CD」がある。オープンソースのフレームワークであるServerless Frameworkの強化版「Serverless Framework Pro」のユーザーが利用できる製品だ。Serverless CI/CDは、サーバーレスのアプリケーションのデプロイ向けに最適化されており、現時点ではAWSでのみ動作する。導入を決めるにあたっては、自分たちが開発するアプリケーションにきちんと対応できるかどうかを判断する必要がある。

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