TOPソーシャル > テック分野のLGBTQ+の人々を支える米国の団体13選(前)...

ソーシャル

テック分野のLGBTQ+の人々を支える米国の団体13選(前)

2021/06/29

Sarah K. White CIO

 近年のテクノロジー業界は、職場のダイバーシティを高める取り組みに力を入れてきてはいるものの、LGBTQ+の人々にとっては、まだ改善の余地は大きい。こうした面で平等の促進を目指している団体はいくつかあり、トランスジェンダー、クィア、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、ジェンダー・ノンコンフォーミングのITワーカーのためのコミュニティ作りや支援に取り組んでいる。そうした米国の13の団体を紹介する。

Credit: Ludovic Bertron from New York City, USA (CC BY 2.0)
Credit: Ludovic Bertron from New York City, USA (CC BY 2.0)

 ダイバーシティが乏しい企業では、少数派の従業員は疎外感を覚え、不安すら抱くことになる。LGBTQ+の人たちも当然そうだ。米Blindの調査結果によると、自分の職場がLGBTQ+の従業員にとってセーフスペースだと思うと答えた割合は、LGBQの回答者では76%、トランスジェンダーやジェンダー・ノンコンフォーミングの回答者では64%止まりだった。また、自社の経営陣や幹部の中に自分の性的指向やジェンダーの代弁者がいると認識している人は、それぞれ35%と41%にとどまった。

 近年のテクノロジー業界は、職場のダイバーシティを高める取り組みに力を入れてきてはいるものの、LGBTQ+の人々にとっては、まだ改善の余地は大きい。こうした面で平等の促進を目指している団体はいくつかあり、トランスジェンダー、クィア、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、ジェンダー・ノンコンフォーミングのITワーカーのためのコミュニティ作りや支援に取り組んでいる。そうした米国の13の団体を紹介する。

Lesbians Who Tech

 LGBTQ+コミュニティに門戸を開いている団体で、女性、ノンバイナリー、トランスジェンダー、ジェンダー・ノンコンフォーミングの会員が7万人いる。テクノロジーの仕事に携わるLGBTQ+の人々を結び付けることや、クィア、女性、トランスジェンダー、ジェンダー・ノンコンフォーミング、有色人種のリーダーを表舞台に登場させることを目指している。また、テクノロジーのキャリアを志すLGBTQ+の女性やノンバイナリーの人を対象とした奨学金制度「Edie Windsor Coding Scholarship」も実施している。

LGBTQ in Technology Slack

 テクノロジー界に携わるLGBTQ+の人々が安心して会話や相互支援を行える場として、Slackのチャンネルを用意し、オンラインで交流を行っている。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアを自認している人のほか、これらに当てはまるかどうか自問している人、一般に「ストレート」かつシスとはみなされない各種の下位区分に属する人を対象としている。テクノロジー界のLGBTQ+の人たち同士が気軽につながることができる。

↑ページ先頭へ