TOPマネジメント > 構成管理データベースとは何か、導入の効果や課題は(後)

マネジメント

構成管理データベースとは何か、導入の効果や課題は(後)

2021/07/08

Sarah K. White CIO

 構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)とは、企業のIT環境のハードウエア資産やソフトウエア資産をはじめ、構成管理の対象となる構成アイテム(CI:Configuration Item)の情報を集約したデータベースである。ITILのフレームワークで重要な意味を持ち、社内資産の管理統制を効率化したり、各資産の相互関係を把握したりするための基盤となる。

前回から続く)

構成アイテムタイプ

Credit: metamorworks / Getty Images
Credit: metamorworks / Getty Images

 構成アイテムタイプ(CIタイプ)とは、CMDBで扱う構成アイテムのデータの種類を表す。少なくとも、ソフトウエア、ハードウエア、ネットワーク、ストレージなどの各CIタイプは最初から扱い、後に成熟度が高まった段階で、例えば人、市場、製品、サードパーティー(ベンダーやパートナー)などのCIタイプを追加する。こうして、構成アイテムどうしを有意義に関連づけ、CMDBをナレッジマネジメントの強力な土台とすることができる。

 CMDBのデータの正確性は重要な意味を持つ。そこで、データをCMDBに追加する最初の段階から、構成アイテムのオーナーやステークホルダーがレビューに関与し、正確かつ完全で一貫したデータを登録する必要がある。その後も、膨大な構成アイテムを登録したCMDBを常に最新の状態に維持していく必要がある。

↑ページ先頭へ