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クラウドセキュリティのプロフェッショナル向け資格、CCSP(上)

2021/09/13

Josh Fruhlinger CSO

 「Certified Cloud Security Professional(CCSP)」とは、セキュリティ専門家向けのトレーニングや認定資格を運営している米非営利団体(ISC)2の資格の1つである。クラウドのセキュリティに特化した内容で、業務経験を積んだセキュリティプロフェッショナルを対象としている。

Credit: metamorworks / Getty Images

 1980年代から運営を行っている(ISC)2の認定資格のうち、CCSPはかなり新しい。2015年の「RSA Conference」で発表となり、注目を集めてきた。現在、ますます多くの企業がクラウドへの移行に乗り出し、ストレージ、インフラ、アプリケーションを安全に移行したいと考えていることが背景にある。

 (ISC)2のサイトでは、CCSPを取得する意味についてこう説明している。「ベストプラクティス、ポリシー、手順にのっとって、クラウドのデータ、アプリケーション、インフラに対する設計、管理、保護を行うための高度な技術スキルと知識を有していることを証明できる」

CCSPの対象者

 CCSP対策本「CCSP Cloud Security Professional All-in-One Exam Guide」の著者であるDaniel Carter氏は、CCSPの取得に適した人について、インタビューでこう話している。「特にふさわしいのは、経験を積んだITアーキテクトや、セキュリティ系のエンジニアなどだ。勤務先の企業がクラウドに移行しつつある場合、この資格は大きな意味を持つ。また、人材としての市場価値を高めるうえでも、大いに役立つ。クラウドはかなり新しい分野なだけに、採用側の企業にとっては、厳しい試験をクリアした人材ということを判断する材料の1つになる」

 CCSPを取得すれば、この分野の専門知識と実務経験の両方を兼ね備えた人材であることを証明できる。そんなCCSPについて、まずは試験の概略から見ていこう。

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