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Kubernetes認定資格、合格へのポイントは

2021/09/21

Scott Carey InfoWorld

 オープンソースのコンテナオーケストレーションシステム「Kubernetes」には、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)とLinux Foundationが手がける認定資格がある。試験の概要と、攻略に向けたヒントを見ていこう。

Credit: FotoMaximum / Getty Images
Credit: FotoMaximum / Getty Images

 CNCFとLinux FoundationによるKubernetes認定資格の制度は、2017年に始まった。主な資格としては、次の3種類がある。

  • CKAD(Kubernetesアプリケーション開発者認定):Kubernetes向けのクラウドネイティブアプリケーションの設計、構築、構成、公開の技術力があることを証明する資格。
  • CKA(Kubernetes管理者認定):本番稼働レベルのKubernetesクラスタの導入、構成、管理など、Kubernetes管理者としての基本的な任務を遂行できることを証明する資格。
  • CKS(Kubernetesセキュリティスペシャリスト認定):CKA認定を取得済みの人を対象とした資格。コンテナベースのアプリケーションとKubernetesプラットフォームのセキュリティを、構築、デプロイ、稼働の各段階で確保するための技能を証明する資格。

 試験は受験者本人のパソコンを使ってオンラインで受験できる。2時間のハンズオン形式の試験で、実際にコマンドを叩いてKubernetesを操作していく。試験の間は、監督官がリモートで受験者の様子を監視している。

 受験料は、Linux Foundationでは通常、試験単体なら375ドル、試験と講座のセットなら575ドル程度となっている。また、不合格だった場合には、1回は無料で再受験できる。

 ここからは、実際の合格者の声を交えて、試験に向けたヒントや助言を見ていこう。

まずカリキュラムを把握する

 試験に先立って、カリキュラムを綿密に把握しておこう。試験当日は時間が厳しい。

 Kubernetes認定資格では、3種類の資格それぞれにカリキュラムが定められており、Kubernetesの最新バージョンのリリースに合わせて年3回改訂が加わる。このカリキュラムでは、試験のセクションごとの重み付けも分かる。試験当日の作戦として、ウェイトが大きくて簡単な問題から取り組んでいくのも手だ。

リソースを活用する

 Kubernetes認定資格を目指すうえで役立つコンテンツを、Linux Foundationが無料で数多く公開している。無料コース、Webセミナー、チュートリアルなどだ。

 試験に向けてKubernetesへの理解を深めるうえでは、まずはこうしたコンテンツで基礎知識をしっかり固めておくことが鍵を握る。地道な取り組みが必要だ。「Dockerもある程度理解しておく方がプラスになる。すべてを知り尽くす必要はないが、コンテナの取得と作成や、コンテナのそもそもの存在意義など、基本は押さえておいた方がよい」(最近CKADに合格したデータエンジニアのChin Hwee Ong氏)

 無料のリソースで学んだ後は、A Cloud Guru、Civo Academy、Coursera、KodeKloud、Udemyなどの講座で、知識を深めておこう。こうした講座に申し込む時は、割り引きが適用されるチャンスをぜひとも狙いたい。特に、ブラックフライデーやサイバーマンデーのセールは狙い目だ。

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