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Kubernetes認定資格、合格へのポイントは

2021/09/21

Scott Carey InfoWorld

練習を積む

 どのような試験であれ、鍵を握るのは練習だ。特にKubernetes認定は、試験の時間がかなり限られているうえにハンズオン形式なので、よくあるシナリオを事前に練習しておくことが成功への近道だ。「スピードは何より大切だ。ドキュメントの参照にかけられる時間はあまり多くない。ブックマークは時間の節約にとても役立つ。また、シミュレーターを使って、スピードを上げるトレーニングをしておくとよい」(Ong氏)

 Kubernetes認定試験の受験を申し込んだ人は、CNCFと提携しているKiller.shの試験シミュレーターを無料で使える。実際の試験と同様の環境を再現したシミュレーターだ。「時間を常に考えながら進める必要がある。不合格になる人の9割は、時間が足りなかったと話している」(3試験すべてに合格した開発者で、CKSの試験対策本の著者でもあるSaiyam Pathak氏)

 「タイムマネジメントが鍵だ。ミスは時間のロスにつながるので、トラブルシューティングが重要になる。私の場合、学習や練習の段階では、わざとミスをして、その影響をログで確認し、それをすばやく修正する、という形で対応力を身に付けた」(3試験とも合格したプラットフォームエンジニアのWalid Shaari氏)

合格者からのアドバイス

 試験中は、ブラウザでドキュメントのタブを1つだけ開くことが認められている。「kubernetes.io/docs」にアクセスできるようきちんと準備し、ブックマークに登録しておこう。

 ただし、それだけで合格が近づくわけではない。「ドキュメントを参照できる試験とはいえ、参照できるのはkubernetes.ioとgithub.com/kubernetesだけで、時間に限りがあることを考えると、むしろ大変だ。条件反射で動けるようにしておかないと、合格は無理だ」(CKAを取得したGaurav Agarwal氏。Better Programmingの記事より)

 試験中の時短という面では、入力量の削減に役立つ便利なkubectlコマンドやエイリアスもいくつかある。だが、こうした手法の効果は、本人にとってしっくり来るかどうかという点にも大きく左右される。「こうした裏技的なコードやコマンドに凝りすぎてはいけない。目の前の試験と、自分にとって役立つ手法に意識を向ける必要がある」(Ong氏)

 「コマンドやエイリアスを事前に作成してタイピングを減らせというアドバイスは多いが、個人的には不要だと思う。必要なのは、コマンドを知ること、ドキュメントの適切なページをブックマークすること、目の前の作業に集中することだ」(3試験すべてに合格したクラウドコンサルタントのBorko Djurkovic氏)

 さあ、合格を目指して頑張ってほしい。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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