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Windows 11、無意味な新バージョン(後)

2021/11/05

Steven J. Vaughan-Nichols Computerworld

 米Microsoftは時として、Windowsの新バージョン投入に突き進む。「Windows Millennium Edition(Windows Me)」はひどい出来だった。その次に登場した「Windows XP」は、ずっとまともだった。

前回から続く)

Credit: Microsoft
Credit: Microsoft

 Windows 10から11へのアップグレードは時間もかかる。筆者がWindows 11のテストに使っているメインのマシンは米DellのXPS Desktop 8940 Special Editionだ。スペックは、CPUが米Intelの第11世代Core i7-11700(2.5GHz)、GPUは米AMDのRadeon RX 5700(8Gバイト、GDDR6)、RAMは32Gバイト、SSDはPCIe M.2で512Gバイト、HDDはSATA 7200rpmで1Tバイト、ネットはギガビット接続だ。つまりは、非常に高速なマシンである。それでいて、更新には1時間以上かかった。

 それでも、筆者の場合は自分の仕事場で自分のマシンを更新するだけなので、大きな苦労ではない。しかし、企業で数十台や数百台のマシンを更新するとなったら、IT担当者の貴重な時間をかなり費やすことになるし、従業員は更新の間は時間を持て余すことになる。

 さらに、AMDのプロセッサ「Ryzen」でWindows 11を動かすと一部のアプリケーションのパフォーマンスが10~15%低下するという話や、Intelのネットワークソフトウエア「Killer」「SmartByte」で互換性の問題が生じるという話も出た。どちらの問題も、その後の修正プログラムですぐに対応することになった。

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