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企業のWindows環境で使うWebブラウザー、セキュリティー強化の新たな策は(前)

2021/11/09

Susan Bradley CSO

 業務で使うパソコンは、不具合への警戒感から、リリース直後の修正プログラムを適用するのは控えたい気持ちになりがちだ。しかし、Webブラウザーのパッチに関しては、その姿勢は時に危険だ。今年、米Googleがパッチをリリースした「Chrome」のゼロデイ脆弱性は、9月末時点で13件に上る。Chromeと基盤が同じ米Microsoftの「Edge」に関しても、こうした脆弱性のリスクを考えなくてはならない。今回の記事では、企業のWindowsパソコンで利用するWebブラウザーのセキュリティーに関して、最近の話題をいくつか取り上げる。

Edgeで8週間隔の更新が可能に

Credit: Microsoft
Credit: Microsoft

 Edgeの安定版のリリースサイクルは、今秋登場のEdge 94からは、バージョンアップが4週間隔に変わった。また、業務アプリへの影響を考えて、更新サイクルに余裕を持たせたい企業は、8週間隔も選択できるようになった。バージョンアップの間隔は、利用している配信チャネルに応じて決まる。安定性を重視したい場合は、4週間隔から8週間隔のチャネルへの移行を検討するようお勧めする。

 現在、Edgeの配信チャネルには、Stable、Extended Stable、Beta、Dev、Canaryという5つがある。このうち、最も一般的に使われているStableチャネルは4週間隔、Extended Stableチャネルは8週間隔だ。残りの3つは新機能の検証などを目的としたチャネルで、Betaチャネルは4週間隔、サポート対象外のDevチャネルとCanaryチャネルはもっと短い間隔となっている。

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