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ATSの履歴書チェック、攻略のコツは(前)

2021/11/16

Terena Bell and Sarah K. White CIO

 ATS(Applicant Tracking System:採用管理システム)とは、企業の採用活動の管理や自動化を支援するためのソフトウエアで、求人情報の一元管理、レジュメ(履歴書・職務経歴書)のチェック、有望な候補者の選別といった機能を持つ。レジュメのチェックでは、人工知能(AI)や自然言語処理などを用いて、職務要件との適合度を自動で判別し、スコアや順位を付ける。ATSの自動チェックをクリアした応募者は、採用プロセスの次のステップとして、人間の採用担当者による選考へと進むことになる。

Credit: Thinkstock
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 米Capterraの調査結果によると、採用担当者の75%は、採用プロセスの中で何らかのATSを取り入れている。また、米Jobscanのデータによると、Fortune 500企業の98%は、社員の採用にATSを利用している。つまり、求人に応募する時のレジュメは、人間の採用担当者の目に触れる前に、まずはATSで処理される可能性が大いにある。

 ATSは、応募者のレジュメの内容を読み取って、キーワードや関連する職務経歴を探り、その応募者を次のラウンドに進ませるかどうかを即座に判定する。したがって、ATSのチェックに合うようにレジュメを最適化しておくことは重要だ。それを怠ると、どれだけ自分に合った仕事でも、担当者にレジュメを見てすらもらえないかもしれない。

 ここからは、ATSによる選別のプロセスを確認し、そのチェックをクリアできるようにレジュメを工夫する方法について見ていく。

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