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2022年のサイバーセキュリティー、予算の支出の動向は(中)

2022/01/19

Mary K. Pratt CSO

 各種の調査結果によると、サイバーセキュリティーに対する企業の支出は、2022年も増える見通しだ。企業のセキュリティー責任者の中で、セキュリティー予算が減少すると考えている人は、ごくわずかにとどまる。

前回から続く)

Credit: IDG
Credit: IDG

 Nocera氏は言う。「大多数の企業は、自社と顧客をサイバー攻撃から守るために、予算を大きく増やすだろう」

 一方で、セキュリティー責任者がプレッシャーを感じている相手は、経営幹部や取締役会だけではない。顧客、取引先、規制当局など、社外の組織からも結果を出すようプレッシャーを受け、セキュリティーは最大の関心事だと聞かされている。

 米KLC Consultingの社長で、中規模の企業3社のバーチャルCISOを務めているKyle H. Lai氏は、米国でセキュリティー予算の動向に影響した要素の1つとして、Jor Biden米大統領が米国のサイバーセキュリティーの強化を目指して2021年5月に署名した大統領令を挙げる。またLai氏は、国や州のレベルで消費者データ保護法などの法令の制定が進んでいることも影響していると話す。

 「こうした(法令面の)動きは、多くの企業にとって重要な意味を持つ。要件を満たさないわけにはいかないからだ。特に、連邦政府や米国防総省から仕事を受ける企業となれば必須だ」

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