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リモート開発に不可欠なオンラインホワイトボード(前)

2022/01/25

Scott Carey InfoWorld

 この2年で、人々の働き方は様変わりした。在宅勤務を命じられ、チームメンバーがリモートで連携するようになった。しかし、ソフトウエア開発者からは、物理的なホワイトボードの代わりとしてきちんと役に立つリモートツールがあまりないとの声も聞かれる。

Credit: Thinkstock
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 複雑なシステムの仕組みについて開発者が理解したり説明したりするうえで、ホワイトボードは重要な道具の1つだ。映画「ソーシャル・ネットワーク」で、Mark Zuckerberg氏とEduardo Saverin氏が学生寮の窓にアルゴリズムを書いて議論したシーンと同じようなことを、職場ではホワイトボードで行う。また、入社を目指す人には、恐怖のホワイトボード面接もある。

 各地に分散したメンバーがリモートで開発に携わる流れは、ますます加速している。各メンバーの作業も、全員が同時に行うとは限らない。こうした中で、オンラインホワイトボードは、コラボレーションの重要なツールとなりつつある。

全体像の把握に効果

 タスク自動化ツールを手がける米Zapierは、全社員がリモートで働いている。同社のエンジニアリングマネージャー、Jevin Maltais氏は言う。「エンジニアにとってのホワイトボードは、アプリケーションのさまざまな要素を視覚化するための強力なツールだ。技術的なソリューションの開発では、システムの構成要素同士のやりとりや連携が膨大に生じる。ホワイトボードなら、それをうまく視覚化できる」

 デジタルプロダクトの企画や開発を手がける米Cremaは、人気のオンラインホワイトボードツール「Miro」を4年以上前から利用してきた。つまり、新型コロナウイルスの影響で従業員や顧客企業がリモートワークを余儀なくされる前からのユーザーだ。そんな同社でも、パンデミックの最中には、Miroの利用が大きく増えた。

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