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Googleのハイブリッド/マルチクラウド基盤Anthosとは(後)

2022/02/17

Maria Korolov Network World

 「Anthos」は、ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウド環境のスムーズな構築と運用を実現するための米Googleのプラットフォーム。2019年4月に正式リリースとなった。Kubernetesを基盤とするワークロードを、Google Cloud Platform(GCP)やオンプレミスはもとより、米Amazon.comのAmazon Web Services(AWS)や米MicrosoftのAzureなど、競合大手のパブリッククラウドを含む複数の環境で稼働させ、全体を一元的に管理できる。

前回から続く)

Credit: Thinkstock
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 AWSは、2019年12月にハイブリッドクラウド市場へとついに舵を切り、AWS Outpostsを発表した。AWSが設計したハードウエアを使って、AWSのサービスやAPIをオンプレミスのデータセンターで稼働できるフルマネージド型の製品で、AWSのパブリッククラウドとも連携できる。さらに、2020年12月には、マネージドKubernetesサービスのElastic Kubernetes Service(EKS)と同様の機能をオンプレミスで利用できるようにするEKS Anywhereも発表した。

 同様の路線でハイブリッドクラウド向けに提供している競合製品としては、Oracle Cloud at CustomerやMicrosoft Azure Stackがある。また、コンテナ化したワークロードをハイブリッド/マルチクラウド環境で稼働するためのKubernetesベースのプラットフォームとしては、Red Hat OpenShiftやVMware Tanzuがある。

 Google Cloudは、こうした強力なライバルを倒すべく、エンタープライズインフラの未来としてのKubernetesに大きく賭けている。もちろん、競合各社もマネージドKubernetesへの攻勢を強めているが、Googleは、Kubernetesのそもそもの母体として、Kubernetesの稼働には最善の選択肢との強い自負がある。

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