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ソフトウエア開発者の管理と評価、マイクロマネジメントを避ける7つのポイント(下)

2022/03/11

Isaac Sacolick InfoWorld

 筆者は最近、ソフトウエア開発者の生産性、品質、成果を測定する方法について、何度か相談を受けた。主に、上層部がハイブリッドワークのモデルを推進している企業からの相談だった。だが、優秀なソフトウエア開発者は、上司に一挙手一投足をチェックされるような管理手法には強く反発する。マイクロマネジメントの文化に嫌気が差して退職するケースも少なくない。人材の採用や維持に苦労しているテクノロジー企業は、この種の問題に直面している。

前回から続く)

DevOps向けの確固たるKPIを選択する

Credit: Flamingo Images / Shutterstock
Credit: Flamingo Images / Shutterstock

 プロダクトオーナーやピアからのフィードバックはもちろん重要だが、運用側からのフィードバックに関しても、開発者や開発チームがレビューと対応を行うよう、マネージャーが取り計らう必要がある。このフィードバックには、SRE(Site Reliability Engineering)やセキュリティープラクティスについての項目、ITSM(ITサービスマネジメント)でのインシデントやリクエストなどへの対応方法についての項目を含める。

 DevOps、ITSM、情報セキュリティーに関しては、成熟度の高いKPIがある。リーダーは、ソフトウエア開発チームにとって注目に値する指標を、扱いきれる範囲の数で選択する必要がある。クラウドネイティブアプリケーションの開発チームの場合は、SLO(サービスレベル目標)を定め、それに基づいてエラーバジェットを管理することをお勧めする。他の開発チームの場合は、主な指標として、平均失敗率や、インシデントの平均修復時間などが考えられる。

学習、実験、メンタリングの効果を実証する

 従業員の学びや成長を支援することの重要性を認識する企業が増えている。具体的には、継続的な学習、試行錯誤を認める環境の促進、メンタリングプログラムへの参加という3つの面での支援だ。この3つはいずれも重要な方向性だが、マネージャーとしては、各開発者がこうした指針をどのように実践し、どの部分でビジネスに成果をもたらしているかをレビューする必要がある。開発者のキャリア開発計画の策定を支援し、本人の学習、メンタリング、実験や概念実証への参加が、キャリアの目標にどのように合っているかについて、フィードバックを与える。

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