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サプライチェーン分析、3社の事例(下)

2022/03/18

Thor Olavsrud CIO

 昨年は、世界中のさまざまな業種の企業が、サプライチェーンの混乱のあおりを受けた。今年も、事態が収束する兆しはなかなか見えない。そこで、企業各社はアナリティクスの活用に力を入れ、サプライチェーンやオペレーションの状況を的確に把握して対処することを目指している。

前回から続く)

Pfizer:製造と供給を支えたソリューション

Credit: Cemile Bingol / Getty Images
Credit: Cemile Bingol / Getty Images

 米製薬大手Pfizerは、独BioNTechと共同開発した新型コロナワクチンの製造と全世界への供給で重要な役割を果たした存在として、Pfizer Global Supplyの「Digital Operations Center(DOC)」ソリューションを挙げている。

 DOCソリューションは、Pfizerのオペレーションのいわばコックピットにあたり、製造と供給のオペレーションに関するデータをエンドツーエンドで把握できる。一部の製造領域では、DOCで得たデータを基に、サイクルタイムを最大10%短縮できる余地を特定できた。Pfizerの医薬品を頼りにしている患者への供給を維持するうえでも、DOCは支えになっている。

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