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進化するデータセンターで新たな役割担う注目9職種とは(上)

2022/05/09

Tim Ferrill Network World

 データセンターが進化すると、それに伴い必要となるスキルも進化idg-cm-wireless する。データセンターで働いている人たちにとって、これはピンチでもありチャンスでもある。

Credit: SeventyFour / Shutterstock
Credit: SeventyFour / Shutterstock

 現代のデータセンターはエネルギー消費やスペース利用、自動化に関して最先端の効率性を実現することが命題となっている。こうした効率性はデータセンターのスタッフにも求められる。ベストプラクティスのレベルアップに合わせてハードウエアやソフトウエア、アーキテクチャーを随時変化させていかなくてはならない。これに伴いデータセンターの運営や管理、計画の分野で新たな職種が必要となっている。

 昔ながらの職種やスキルセットが通用しなくなることも多い中、ITプロフェッショナルとして既存のスキルの幅を広げていけば、新たに生まれた職種にいち早く適応し未来志向の仕事を担っていけるはずだ。

 こうした点を踏まえ今回の記事では、データセンターに関する9つの新たな職種と、それぞれの土台を形成するスキルを見ていく。いずれの職種も今後のデータセンターの運用でカギとなる役割を担っている。

1. ハイブリッドソリューションアーキテクト

 ハイブリッドソリューションアーキテクトは顧客の要件を満たすために必要な技術的要素を見極め、顧客に向けてソリューションを明確に提示する役割を担う。一般には設計の比重が大きい職種だが、個別のプロジェクトのニーズを満たせるよう、多種多様なアプリケーション、ハードウエア、サービスについての実務的な知識が欠かせない。膨大な選択肢を適切に比較検討するためにはクラウドサービスやストレージ、仮想マシン、アプリケーションプラットフォーム、高可用性ソリューションなどについて、知識の幅広さと深さが求められる。

 この職種ではアーキテクチャーのビジョンの全体像を確立することが求められる。加えて、専門分野を持つチームメンバーとのコラボレーションを効果的に進め、導入計画の細部を詰めていく必要がある。さらに、このアーキテクチャーの中で業務を進めることになる管理者らへの聞き取りも欠かせない。それぞれの業務に必要な機能を探り出したうえで、持ち前の説得力を発揮して、それぞれの担当者のニーズを満たせる計画だと納得してもらう。

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