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Amazon、MS、Googleに対抗する9つの低料金クラウドプロバイダー(上)

2022/05/16

Peter Wayner InfoWorld

 クラウドコンピューティングの請求書を上司に見せて、苦い顔をされた経験はないだろうか。サービスの単価は1セントに満たないはずなのに、最終的には大きな金額に膨れ上がっている。

Credit: Thinkstock
Credit: Thinkstock

 幸い、最近はクラウド事業者の選択肢が増えつつあり、比較的小規模なクラウド事業者が価格競争を繰り広げている。小規模と言っても、あくまで3大クラウドのような巨大さや存在感はないという意味で、通常はそれなりの規模がある。そこで、「独立系」という表現を使う人もいる。

 こうした独立系のクラウド事業者はLinuxが稼働する基本的なクラウドサーバーのインスタンスや、汎用的なブロックストレージとオブジェクトストレージなど、広く使われているサービスに範囲を絞って提供している。その分、料金設定が他より4割安かったり、場合によっては8割安かったりする。

 さらに、帯域幅などの追加的な要素に関する割引がある事業者や、データの取り出しやブロックストレージなどの料金で大手との差別化を図っている事業者も多く、隠れたコストの削減につながる。

 一方で、こうした事業者のサービスは必ずしも万人向きではない。AIや機械学習などの先端技術を担う大規模な研究開発チームを持っていない事業者も多く、先進的なツールや機能を提供していないことがある。また、OSやアーキテクチャーの選択肢も大手クラウドほど充実していない。データベースなどを簡単に利用できるマネージドサービスを提供していない事業者もある。

 とはいえ、独立系クラウド事業者の側はこうした点もセールスポイントとして抜け目なくアピールしている。システムがシンプルになればなるほど、開発者やDevOpsチームは手軽に扱うことができ、上司もコスト削減に満足するとの理屈だ。

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