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Amazon、MS、Googleに対抗する9つの低料金クラウドプロバイダー(中)

2022/05/18

Peter Wayner InfoWorld

 クラウドコンピューティングの請求書を上司に見せて、苦い顔をされた経験はないだろうか。サービスの単価は1セントに満たないはずなのに、最終的には大きな金額に膨れ上がっている。

前回から続く)

2. Cloudflare

Credit: SMS iStock
Credit: SMS iStock

 米CloudflareはスマートなCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)で名を上げた。静的なコンテンツを世界各地の拠点にキャッシュして配信することでデータ転送にかかるコストを抑えられるサービスだ。そして最近ではエッジで提供するサービスの種類を、静的なキャッシュ以外にも拡大しつつある。例えば、サーバーレスサービス「Workers」ではJavaScriptやRust、C/C++で開発した関数を実行できる。料金は実行時に消費したリソースの分だけで済むため、実行の頻度が低い関数であればコストを大きく削減できる。また、Gitリポジトリと連携するWebサイトの構築/配信サービス「Pages」ではリポジトリにコミットしたコードを使って、Jamstackのサイトのビルドとデプロイを自動化できる。

 Cloudflareはフルサービスの事業者へと急速に姿を変えつつあり、ほかにも数多くのサービスを手がけている。クラウドサービスやネットワーク、APIを増強するためのさまざまな選択肢があり、エッジでの稼働を生かすことができる。

3. Wasabi

 データが増えればデータ専門のサービス事業者も増える。米Wasabi Technologiesもその1つだ。Amazon S3互換のAPIに対応したデータストレージサービスを低料金で提供している。特徴としては、データの取り出しに料金がかからない点や、長期契約と引き換えに割引を受けられる予約容量制ストレージモデル、オブジェクトを変更不能にしてランサムウエアの懸念を抑えるイミュータブルストレージなどがある。コストはAmazon S3の5分の1で済む場合もあるとWasabiは説明している。

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