TOPHardware > 在宅勤務のホームオフィス、環境整備の9つのポイント(上)

Hardware

在宅勤務のホームオフィス、環境整備の9つのポイント(上)

2022/05/23

Peter Wayner InfoWorld

 新型コロナ感染拡大の収束状況にかかわらず、企業の在宅勤務制度は今後も残りそうだ。毎朝の通勤を懐かしむ従業員や、全員が同じ場所で仕事をすることがやはり重要だと思う上司もいるかもしれないが、全従業員に在宅勤務を認める方がコストや生産性の面でメリットがあると考える企業は多い。働き手にとっては、たとえ在宅勤務が毎日ではないとしても、ホームオフィスの本格的な整備について考えておくことには意味がある。

ホームオフィスで理想の環境を実現

Credit: Flickr / Mr Thinktank
Credit: Flickr / Mr Thinktank

 新型コロナの当初、ダイニングテーブルを仕事用のスペースとして取り急ぎ確保した人も多かった。在宅勤務制度を永続化する企業もある中、自分にとって理想的なホームオフィスのあり方をぜひ考えておきたい。人間工学的な意味からも、質の高い家具選びが出発点となるのは当然だが、自宅のネットワークやサーバー、ストレージ、セキュリティーにも検討の余地はある。

 ホームオフィスの刷新が素晴らしいのは、選択の自由があることだ。筆者の友人で、かつて米SC Johnsonの本社で働いていた人がいる。設計は建築家のFrank Lloyd Wrightで、建物もオフィスも美しかったが、隅々までWrightのイメージのままだった。友人は毎日仕事を終えて帰宅する前に机の上の書類をすべて片付けて、整然とした状態を常に保つ必要があった。働き手であるその友人の空間ではなく、Frank Lloyd Wrightの空間であり続けていたのだ。

 ホームオフィスなら完全に自分の思いのままだ。最高級のデザイナーズ家具を注文してもよいし、特にこだわりがなければ使い古しの机をもらってきて予算を節約してもよい。ファッショナブルなデザイナーのゴリ押しで座り心地の悪い椅子を与えられたり、ケチな上司のせいで安物の机を使わされたりすることも、自宅なら心配ない。

 ホームオフィスで利用するテクノロジー製品となれば、選択肢の振り幅はさらに大きい。リビングでWi-Fiの電波が入れば問題ないと考える人もいれば、入念な構想のもとで「ホームクラウド」を構築し、大手クラウド事業者と同じようなサービスをいくつも稼働する人もいる。上司の承諾が得られて通信のセキュリティーを確保できれば、さまざまな環境を自由に構築し試すことができる。

 在宅勤務環境を理想的なホームオフィスへと刷新し自分だけのテクノロジーの城を築くためのアイデアとして、9つのポイントを見ていこう。

↑ページ先頭へ