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在宅勤務のホームオフィス、環境整備の9つのポイント(下)

2022/05/27

Peter Wayner InfoWorld

 新型コロナ感染拡大の収束状況にかかわらず、企業の在宅勤務制度は今後も残りそうだ。毎朝の通勤を懐かしむ従業員や、全員が同じ場所で仕事をすることがやはり重要だと思う上司もいるかもしれないが、全従業員に在宅勤務を認める方がコストや生産性の面でメリットがあると考える企業は多い。働き手にとっては、たとえ在宅勤務が毎日ではないとしても、ホームオフィスの本格的な整備について考えておくことには意味がある。

前回から続く)

ベアメタルサーバーのネットワーク

Credit: Galen Gruman/IDG
Credit: Galen Gruman/IDG

 ホームオフィスでもサーバーのネットワークは意外と簡単に構築できる。古いマシンをサーバーとして再利用できる場合が多い。筆者のホームオフィスでも、RAMを32Gバイト搭載した古いマシン2台を活用している。必要なのはオープンソースのお気に入りのディストロと、部屋の片隅でファンの音が誰の迷惑にもならない設置場所だけだ。冷房費を抑えるために夏場はサーバーをシャットダウンする必要があるかもしれないが、一方で冬場は暗号資産(仮想通貨)のマイニングを行って暖房の足しにする手もある。

 自分でroot権限を持つマシンなら堅くガードされたオフィスのマシンでは不可能な実験も行える。チームに提案する前に新たな構成を試してみるには、自宅のサーバーネットワークを使うのが最も早いかもしれない。

自前のクラウド

 プライベートクラウドを自宅に構築するのも手だ。構成次第では大手クラウドと同じようにインスタンスの起動や停止を行える。オープンソースの各種プロジェクトやプロダクトと、余ったマシンを利用してコンテナやクラスターをシンプルに稼働できる。選択肢としてはGitPodやUbuntuがある。

 自分で構築する気が起きない方は簡単に導入できるハードウエア一体型の製品も検討に値する。米Antsleの「Antsle one」シリーズは机の上に置けるファンレスの静音マシンで、最大24基の仮想CPUを利用できる。もっと小さいマシンがよければ、Raspberry Piのような外観で手のひらサイズの「Antsle Nano」もある。

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