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未来の監視ロボット「K5」、5つの特徴(後)

2014/09/11

John Brandon CIO

 米シリコンバレーの新興企業Knightscopeは、監視ロボット「K5」を開発している。市街地、ショッピングモール、米Googleの駐車場などで、警察や警備員を支える役割を果たすロボットだ。自律型ロボットが人間の活動をいかに強化できるかを示す絶好の例と言える。Knightscopeの共同創業者であるStacy Stephens氏の説明を基に、その特徴や活用法を5項目に分けて見ていくことにしよう。

前回から続く)

 K5は監視専用というわけではない。駐車場の利用者がK5に近づいてボタンを押すと、人間の警備員と会話できるようになっている。(現時点では双方向のビデオチャットシステムは搭載していないが、将来のバージョンで追加される可能性もある)。

ロボットがソーシャルメディアの投稿を把握する

 K5の興味深い機能の1つとして、ビデオカメラやモーションセンサーで検出したリアルタイムの出来事と、ソーシャルメディアの投稿とを照合する機能がある。Stephens氏によると、この機能の搭載を後押ししたのは、ボストンマラソン爆弾テロ事件での出来事だったという。この時、市民はソーシャルメディアを利用して警察の犯人追跡に協力した。K5は、ハッシュタグやキーワードなどの情報に「聞き耳」を立て、近隣の物体や所定の領域の映像と照らし合わせる。

 例えば、K5が深夜に駐車場を警備していたら、車が動くのを検知したとする。この時K5は、Twitterを検索して、車の盗難の報告が上がっていないか調べることができる。さらに、動いた車のナンバープレートを検出し、既知の犯罪者を検索することも可能だ。ソーシャルメディアのモニタリングは特定の地域のみに限定することもできる。Twitterの投稿には位置情報が付いているものも多いからだ。

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