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Appleが新言語Swiftをオープンソース化すべき(でもしない)7つの理由(中)

2014/10/08

Peter Wayner InfoWorld

Swiftをオープンソース化すべき理由(4):オープンになることで急速な拡大や新市場につながる

 かつて、Appleはスマートフォンの世界で強大な勢力を誇っていた。しかし、その後GoogleがAndroidをオープンソース化し、驚くほどの市場シェアを勝ち取った。2014年4~6月期に世界で出荷されたスマートフォンのうち85%がAndroidだったとする推計もある。これは開発者にとっては魅力的な数字だ。

 オープンソースは、市場に浸透したり、新しいデバイスの登場を促したり、新たなパートナーを大勢集めたりといった面で、水面下で作用をもたらす。今では、テレビ、カメラ、ノートパソコン、冷蔵庫にまでAndroidを搭載した機種がある。一方、iOSの世界の大ニュースといえば、iPhoneのカラーバリエーションが増えたことだ。

Swiftがオープンソース化しそうにない理由(4):共有は断片化につながる

 共有は、関心の高まりや新たなアイデアを引き出す場合もあるが、そこから断片化や混乱が生じるケースも多々ある。Androidマニア流の言い方なら「デバイスの多様性」ということだ。Swiftのバージョンの多様化を促して人々を混乱させたいとAppleが思うはずがない。iPhone 4とiPhone 5を同時にサポートするだけでも大変なのだ。Androidも、種類が果てしなく増え続けていくことは開発者にとって恨めしい。

 それに、Swift用として新たに登場した見事なコードが、Linuxでのみ動いてMacでは動かないとなったらどうだろうか。それがAppleとその顧客のためになるだろうか。Appleの仕事は、スムーズに動くソリューションを全ての人に提供することである。プログラマー向けのハッカソンを育むことではない。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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