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アジア太平洋地域の情報セキュリティ支出、大中華圏の伸びが最大、Gartner調べ(下)

2014/10/09

Carol Ko Computerworld Hong Kong

 大中華圏の情報セキュリティ支出は2014年末までに27億9600万米ドルに達し、前年比14.9%増と、アジア太平洋地域の中で最も大きな伸びとなる見込みだ。米Gartnerの2014年8月25日の発表によると、世界全体の情報セキュリティ支出は、2014年は前年比7.9%増の711億ドルに達する見通しだ。モバイル、クラウド、ソーシャル、情報の利用の増加という、2016年までIT界を席巻しそうな大きな潮流に伴うものである。

前回から続く)

クラウドの経済性が市場に及ぼす圧力

 クラウドベースのサービスが市場に圧力を及ぼしているとは、どういうことだろうか。クラウドベースのサービスは従来の製品に比べどれだけ安いのだろうか。

 クラウドベースのセキュリティサービスの経済性は、導入の規模と、対象となるクラウドサービスの種類によって左右される。Deshpande氏によると、クラウドベースのセキュリティサービスは、オンプレミスのソフトウエアとハードウエアを導入するよりもライセンスモデルが柔軟で、設備投資を抑制できる(例えば、ハードウエアとソフトウエアを自ら購入して自前で管理する必要がない)。また、更新サイクルという厄介な問題もない。

 「クラウドベースのセキュリティサービスが、メールなどのクラウドアプリケーションのセキュリティ保護に役立っている場合、購買担当者としては、クラウドアプリケーションの予算全体の中にセキュリティ支出を組み込みやすくなる」とDeshpande氏は言う。

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