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Microsoft、R言語ベースのビッグデータ分析プラットフォームをひそかに公開

2016/01/08

Katherine Noyes IDG News Service

 2015年4月に米Revolution Analyticsを買収した米Microsoftが、2016年初めに次なる一歩を踏み出した。オープンソースの統計解析用プログラミング言語であるR言語を基盤とした高度なデータ分析プラットフォームを、「Microsoft R Server」の名称でリリースしたのだ。

Credit: James Niccolai

 Microsoft R Serverは、Windows、Linux、Hadoop、Teradataの各プラットフォーム上で動作する。同社の開発者向けサービス「Microsoft Developer Network」か、教育向けサービス「DreamSpark」を通じて入手できる。

 Microsoftが買収したRevolution Analyticsは、統計解析用プラットフォーム「Revolution R Enterprise(RRE)」の開発元だった。今回Microsoftが公開したR Serverは、このRREがベースになったものと見られる。ただし、Linux版、Hadoop版、Teradata版はR Serverという名前に変わったものの、Windows版はRREという名前のままとなっている。

 またMicrosoftは、R Server 2016とRRE for Windows 2016の動作に必要なソフトウエアとして、「Microsoft R Open」も公開した。ダウンロードページには、Microsoftが強化したR言語のディストリビューションであるとの説明がある。

 詳細について、Microsoftはコメントを拒否した。

 Microsoftは、2015年9月には、Azure上でRREの提供を開始していた。また、翌10月には、SQL Server 2016のプレビュー版にR言語の機能を搭載した。

 英国のMicrosoftでテクニカルエバンジェリストを務めるLee Stott氏は、2016年1月6日の公式ブログ記事の中で、R Serverについて、ビッグデータの統計処理、予測モデリング、機械学習の多彩な機能に対応し、R言語との完全な互換性があると説明している。また、ハイパフォーマンスな並列処理のアーキテクチャーでRスクリプトを実行でき、大規模な探索、モデリング、予測が可能だとしている。

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