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サイバーセキュリティの重大な脅威はロシアと中国、そして米国

2017/01/13

Maria Korolov CSO

 米Flashpointは、現地時間2017年1月11日に発表したレポート「Business Risk Intelligence Decision Report」の中で、ロシアと中国が高度なサイバー攻撃を実行する能力を備えていると指摘し、重大な影響をもたらす可能性が特に高いとする一方で、米国とその同盟国についても、グローバルな脅威のリストに加えている。

Credit: Thinkstock

 Flashpointで極東の調査分析を担当するディレクターのJon Condra氏によると、同社はテロ対策に主眼を置いて2010年に創業した企業で、その後、サイバーセキュリティを含む範囲までリスク評価の対象を拡大した。

 今回のレポートは、敵対集団の内部でFlashpointが持つプレゼンスと相互関係を基に作成したもの。世界の地政学的環境の中で、2017年のサイバーセキュリティに影響を及ぼしうる要素を取り上げている。

 興味深い傾向の1つは、サイバー犯罪の攻撃と政治的動機による攻撃の両方に関して、ロシアが攻勢を強めつつある一方で、中国の動きが減りつつあることだ。

 中国と米国は2015年、サイバーセキュリティに関する合意を結び、その履行に向けたステップが2016年に始まった。

 「誰もが懐疑的だったが、全体としては、米国の標的に対する中国のスパイ活動は、本当に減少したと見られる。特に産業スパイ活動だ。また中国は、国内のサイバー環境に対する統制の水準も強化している」とCondra氏は言う。

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