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SNSをやめても油断禁物、友人の投稿でプライバシーが筒抜けに

2019/01/23

 ソーシャルメディアのアカウントを持っていない人や、アカウントを削除した人でも、プライバシーが筒抜けになり得ることを示す研究結果が発表された。当人の投稿や情報がなくても、その友人の投稿に含まれる情報から、行動を予測したり、人物像を浮き彫りにしたりできるという。

Credit: IDG
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 この研究は、豪アデレード大学と米バーモント大学の研究チームが行ったもので、Nature Human Behaviour誌に論文が掲載された。個人に関する情報が形を変えて友人との交流にどの程度反映されているかを確認した初の研究だと両大学は説明している。

 論文の著者の1人であるアデレード大学のLewis Mitchell上級講師は次のように話す。「実質的に、ソーシャルネットワークのプラットフォーム上では身の隠しようがないということを示している」

 「プライバシーを守るためにアカウントを削除するよう呼びかけるだけでは十分ではない。支持政党や趣味など、人物像に関する情報を、友人の投稿から特定できる。いわば、電話で話している2人のうち、一方の声だけを盗み聞きするようなものだ。声が聞こえない通話相手についても、さまざまな情報を探り当てることができる」

 研究チームは、Twitterの投稿3000万件以上を、数学や確率を使った情報理論により分析し、投稿の内容から友人の行動をどの程度予測できるかを調べた。

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