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SNSをやめても油断禁物、友人の投稿でプライバシーが筒抜けに

2019/01/23

 その結果、当人のデータがなくても、友人の投稿のデータから、最大95%の予測精度を達成できることが示された。また、8~9人の友人の投稿があれば、当人の投稿を直接分析した場合と同程度の予測可能性を得られることが分かった。

 論文の著者の1人であるバーモント大学のJame Bagrow助教授は言う。「ネット上のプラットフォームを利用するという選択は、自分の情報へのアクセスを認めるのと同じだということは、多くの人が認識しているが、自分自身についての情報が知られるだけだと思っている。実際には、これは当人だけに関わる選択ではない。友人の情報も与えることになる」

 アデレード大学のMitchell氏は、行動を予測できることには恩恵もあると話す。ソーシャルメディアプラットフォームは、情報を提示するターゲットを定め、ユーザーが興味を持ちそうな投稿を表示するために、この原理を活用している。

 ただし同氏は次の点を強調する。「もちろん影の面もある。その1つが、『フィルターバブル』に至る可能性だ。例えば、政治的な議論の中で、特定の見解の情報ばかりが表示されるようになり、それと相反する別の見解を目にしなくなる」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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