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Google、2017年にPlayストアから排除した不正アプリは70万個

2018/02/01

Michael Simon PCWorld

 Googleの説明によると、2017年にアプリの排除が大幅に増えた一番の要因は、機械学習の導入だ。AIを使ったエンジンにより、偽装、不適切なコンテンツ、マルウエアなどの検出が容易になったことで、人間のレビュワーが問題のあるアプリを特定しやすくなった。排除したアプリとしては、次のようなものを挙げている。

  • 模倣アプリ:人気の高いアプリに見せかけてユーザーをだますアプリだ。Googleが排除した全アプリ70万個のうち、25万個以上が模倣アプリだった。
  • 不適切なコンテンツ:わいせつ、暴力、ヘイト、違法行為といった不適切なコンテンツを含むアプリや、これらを助長するアプリだ。
  • 潜在的に有害なアプリ(PHA:Potentially Harmful Application):フィッシングや詐欺など、利用者やデバイスに被害をもたらす可能性があるアプリ。Googleによると、Playストアに存在するPHAの数は少ないとのことだ。同社はその主な理由として、既に実施済みの対策を挙げている。例えば、「Google Playプロテクト」を新たに導入したことで、「PHAのインストール率は2016年に比べて大幅に減少した」としている。

 一方でGoogleは、AdultSwineの事例が示すとおり、まだ取り組みの余地があることを認めている。「強化した検出機能を新たに取り入れたことで、悪質なアプリや開発者を排除した数は過去最高になったものの、複数の層にわたる我々の防御をすり抜けて欺くことに成功しているものが今も若干ある」

 Googleは長年にわたって、アプリストアの審査方針が緩すぎるとの悪評を確立していた。現在は、そのイメージの払拭に熱心に取り組んでいる。今回のブログで同社がうたった成果の中でも、インストールできるようになる前の段階で不正アプリの99%を排除したという数字はとりわけ印象的だが、被害に遭う立場から考えると、1%という率でも高すぎる。一方で、それ以上に重大な問題は、Playストア以外から入手するアプリの防御だ。Androidのマルウエアの大多数は、サードパーティーのアプリストアから入手したアプリを導入することで感染する。Googleにとっては、いくら機械学習の助けがあっても、そちらの取り締まりはハードルがはるかに高い。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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