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Microsoft、企業にクラウドストレージ乗り換えを促すキャンペーンを展開

2018/02/14

Scott Carey Computerworld UK

 クラウドストレージの市場は、それ自体にも大きな価値があるとはいえ、おそらくMicrosoftにとっては、むしろ目標達成のための手段の1つという存在である。その目標とはすなわち、同社が取りそろえている多彩な企業向けサービスの顧客を増やすことであり、「Azure」クラウドのエコシステムに顧客を取り込むことである。

 Microsoftは、その多彩なサービスという部分で、クラウドストレージ専業のライバルとの違いを示すことができる。またその部分では、人気の高いGoogleのプロダクティビティスイート「G Suite」から顧客を奪い取ることも目指している。

 今回のキャンペーンに申し込んだ企業が既にあるのかどうかについて、同社は明確な返答を避けたものの、「この発表に対する最初の反応に自信を持った。今週の発表以降、いくつかの顧客が関心を示している」と説明している。

 現在利用している製品に必ずしもこだわりがない企業を呼び込むうえで、クラウドストレージが格好の手段になることを同社は当てにしている。既にOfficeを利用している企業にとっては、今回の無料化キャンペーンは、Microsoftへの定着に向けた最後のひと押しになるかもしれない。

 最終的に鍵となるのは、他社のクラウドストレージを利用している企業が、ビジネスを中断させることなくMicrosoftのクラウドに既存のファイルをどれだけ簡単に移行できるかだ。毎日朝から晩までDropboxを利用している企業の場合、社員に新しいサービスを受け入れてもらうのは簡単ではないかもしれない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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