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企業に入り込むAI、統括するのはどの部門?

2016/02/17

John Dodge CIO

 機械学習アルゴリズムを取り入れたアプリケーションが企業のあらゆるレベルに浸透し始める中、AI(人工知能)が企業に破壊的変化をもたらし始めている。

 社内でこうした破壊的変化を先導しているのはどのような人で、統括するのはどの立場の人なのだろうか。新興著しいこの種の技術を主に活用している専門職としては、データサイエンティスト、ビジネスアーキテクト、クオンツ(数量分析の専門家)などがある。こうした専門職をIT部門の配下として位置付けている企業もあるが、そうなっていないことの方が多い。

 「あいにく、IT予算が減る中では、IT部門にはこうした新しい責務を引き受けるリソースがない」と、米調査会社IDCでコグニティブ・システムとコンテンツ・アナリティクスの担当ディレクターを務めるDave Schubmehl氏は言う。「事業部門が機械学習を直接採用し、その迅速な実装を外部のベンダーに託すという動きが見られる」

 AIを採用するのは、こうした先行組の企業だけではない。IDCの予測によると、2018年には、開発されるアプリケーションの約半数にAIが取り入れられる。そして2010年には、AIによる効率化が米国の企業にもたらすコスト削減効果は、合計600億ドルに及ぶ見通しだという。

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