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米DARPA、GPSに代わる測位技術を開発中

2015/03/30

Agam Shah IDG News Service

 GPSは、状況によっては頼りにならないことがある。そこで米国政府は、GPSよりも信頼性が高いリアルタイムの測位技術を開発することを優先事項の1つに位置づけている。電波が届かない場所でも利用でき、信号妨害も受けないような測位技術だ。

 米国防高等研究計画局(DARPA)は現地時間2015年3月26日、同局が進める研究プロジェクトについて説明した文書「Breakthrough Technologies for National Security」を公開した。その中で同局は、GPSよりも信頼性と正確性に優れた高度な測位・ナビゲーションシステムの実現を目指して、「根本的に新しい技術」の開発を進めていることを明らかにしている。

 米国防総省の一部局であるDARPAは、新しいリアルタイムの測位技術ができれば、米軍がライバルよりも優位に立てると考えている。GPS技術はこれまで戦略的優位性をもたらしてきたが、絶対確実なものではない。敵が信号を妨害することもできるし、世界の中には使えない場所もある。

 「GPSを利用できない場所、GPSの信頼性が低い場所、敵がGPSを妨害する可能性がある場所で効果的に作戦を遂行できることが必要であり、GPSに代わる正確な測時・ナビゲーション機能の実現が求められている」と今回の文書にはある。

 GPSは、軍事分野だけでなく、個人、事業、経済にも多大な効果をもたらしてきた。モバイルユーザーに提供するコンテンツやサービスをカスタマイズしたり、商品を時間どおりに配送したりといった部分でも、GPSが一役買っている。だが、GPSは柔軟性に欠ける。DARPAは、GPSに代わる新技術では、アルゴリズムを活用して柔軟性とカスタマイズ性を高めたいと考えている。

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