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Amazon、声から感情を読み取るウエアラブルデバイスを開発中か

2019/05/27

Michael Simon PCWorld

 それだけでは終わらない可能性もある。昨年Amazonは、「Basic Care」というプライベートブランドの医薬品の取り扱いを米国で始めた。頭痛薬から育毛剤まで、さまざまな医薬品を取りそろえている。ユーザーが鼻づまりかどうかをAmazonのアルゴリズムが見抜けるとしたら、抗ヒスタミン薬を勧めてくるようになるかもしれない。あるいは、ユーザーが落ち込んでいる期間があまりに長いようなら、抗うつ剤を勧めてくるかもしれない。

 現実離れしすぎた空想と思う人もいよう。だが、Amazonは2017年に、声のパターンを分析してさまざまな感情や心理状態を識別する技術についての特許を出願している。喜び、悲しみ、怒り、不安、嫌悪、退屈、ストレスなどの感情状態を識別できる技術だ。特許文書では、通話やテキストの頻度、音声などの手がかりに基づいて、PTSD、孤立、うつなどの疾患を検知する手法について具体的に述べている。

 今回話が持ち上がったウエアラブルデバイスを、Amazonが実際に発売するつもりなのかどうか、Bloombergの記事からは分からないが、現在はベータテストの段階に入っているという。取りあえず、Amazon Prime Videoで「2001年宇宙の旅」でも見ておくとしよう。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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