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英航空BA、システム障害で欠航が続出、予備系が機能せず

2017/05/31

Peter Sayer IDG News Service

 英航空会社British Airwaysで大規模なシステム障害が発生した。この事例から浮き彫りになったのは、予備系のシステムやディザスタリカバリの手順をテストして、計画どおり機能するかどうか確認しておくことの重要性だ。

Credit: British Airways

 障害が発生したのは現地時間2017年5月27日。チェックインと運航の全システムに影響が及んだ。同社のAlex Cruz最高経営責任者(CEO)は「重大なITシステム障害」だったと表現した。

 この障害の結果、同社の航空便に遅延や欠航が続出。休日にかかる週末だったロンドンのヒースロー空港では、膨大な数の乗客が足止めをくらった。発生から2日がたった時点でも、通常の状態には戻っていなかった。

 Cruz氏は、障害の原因は「電源の問題」だとしたものの、それ以上の詳しい話はしなかった。

 一方、同社の広報担当者からは、もう少し詳しい説明があった。

 「これは電源の問題で、英国内の当社データセンターの1つで発生した。異常なサージが原因で、インフラに物理的な損傷が生じた結果、稼働中の非常に複雑なITシステムの多くが動かなくなった」

 予備系はなかったのかという疑問を持つ人もいるだろう。「予備系のシステムは確かにある」と広報担当者は説明。「しかし今回はうまくいかなかった」としている。

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