TOPHardware > Volvo、自動車開発の促進とコスト削減にMRを活用

Hardware

Volvo、自動車開発の促進とコスト削減にMRを活用

2019/06/04

George Nott Computerworld

 スウェーデンの自動車大手Volvo Carsは、フィンランドの仮想現実(VR)ヘッドセットメーカーVarjo Technologiesと提携し、自動車のデザインや機能開発、安全性能の評価などにVarjoの製品を活用する。

Credit: IDG

 Volvoのエンジニアは、Varjoの「XR-1」ヘッドセットを着けたまま実際の道路で車を運転し、目の前に現れたデジタルのヘラジカを無事によけた。

 このテストでは、装着したXR-1に、周囲の風景がフォトリアルな高解像度の映像でほぼ遅延なく投影され、これにデジタルの動物や歩行者のほか、警告システムやプロトタイプのダッシュボードを重ねて映した。

 これらのデジタル要素はドライバーからも車載センサーからも「実際に存在するように見えている」と、Volvoは説明する。

 XR-1のアプローチは、米Magic Leapの「Magic Leap One」や米Microsoftの「HoloLens 2」といった拡張現実(AR)デバイスとは異なる。HoloLens 2などは、透過型スクリーンを通して見える実際の景色の上にCGが加えられる。

 Varjoは、5月30日にXR-1を正式に発表した。XR-1に組み込まれたアイトラッキング機能により、ドライバーが自動車の新しい機能をどのように使用しているかデータを収集したり、注意散漫になっていないか確認したりできる。

↑ページ先頭へ