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Volvo、自動車開発の促進とコスト削減にMRを活用

2019/06/04

George Nott Computerworld

 VolvoのHenrik Green最高技術責任者(CTO)は次のように話す。「複合現実(MR)を利用する手法により、設計の段階でデザインや技術の評価を始められる。通常は静止した状態で新しい製品やアイデアの評価を行うが、この手法なら、すぐに実際の環境でコンセプトをテストできる。デザインと開発プロセスのかなり早い段階で、優先順位を特定し、ボトルネックを解消できるので、潜在的コストの大幅な削減につながる」

 Volvoは、ヘッドセットを着けて直接道路が見えない状態で運転をしないようにと忠告している。同社のデモビデオには、「真似しないで下さい」との注意が表示される。同社のテストは、道路の一定区間に安全を考慮してスタッフを配置し、無関係な人や車の往来がない状態で実施したという。

 Varjoの創業者で最高製品責任者(CPO)を務めるUrho Konttori氏は言う。「当社はリアルとバーチャルの区別がつかなくなるようなMRを創り出すことを目指している。目の前の事が現実なのか、バーチャルなのか、一体なんなのか、はっきり分からなくなる感覚だ」

 Varjoの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるNiko Eiden氏は、「創業当初から、当社はリアルとバーチャルをシームレスに融合させる製品を生み出すことを目指してきた」と話す。

 「Volvoの驚くほど先進的なXR-1の活用方法は、Varjoの技術が従来不可能だったことを可能にすることを示している。我々はVolvoと共に、業務用MRの新時代へのスタートを切った」

 Varjoは年内にVarjo XR-1を発売する計画だ。同社はVolvoのイノベーション基金から出資を受けている。

(了)

翻訳:鈴木英子=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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