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iOS 9、アプリ開発で旧世代端末の「切り捨て」が可能に

2015/06/12

Blair Hanley Frank IDG News Service

 米Appleが発表した次期モバイルOS「iOS 9」は、iPhone 4SやiPad 2といった旧世代の端末でも動作する。しかしながら、こうした古い端末で最新のアプリが動くとは限らない。iOS 9では、最近の世代のiPhoneやiPadでのみアプリが動作するように開発者が対象を限定できるようになるからだ。

 アプリ開発者は、iOS 9のリリースと共に導入されるポリシー変更によって、64ビットプロセッサを搭載した端末のみにアプリの対象を限定できるようになる。最新鋭の高性能な端末でのみ動くアプリの開発が可能だ。現時点で言うと、「A7」以降のプロセッサを搭載した、iPhone 5s、iPhone 6、iPad Air、iPad Air 2、iPad Mini 2、iPad Mini 3でのみインストールが可能なアプリとなる。動作対象外のプロセッサを搭載した端末では、そもそもApp Storeでそのアプリが表示されない。

 この件は、Apple関連情報サイト9to5Macが最初に報じた。開発者としては、旧式の端末への対応を回避しやすくなる。2015年秋にリリースされるiOS 9は、iPhone 4S、iPad 2、iPad Miniといった旧世代の端末にもインストールできるものの、これらの端末が搭載しているA5プロセッサは、高い処理能力を必要とするゲームなどのアプリを動かすには力不足であることが多い。現状では、こうしたアプリの開発者は、旧式のプロセッサを搭載した端末での利用を回避してもらうための注意書きをApp Storeに載せておくしか方法がない。

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