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「Oracleがクラウドの売上高を不正処理」、元社員が告発

2016/06/15

Steven J. Vaughan-Nichols Computerworld

 米Oracleの君主Larry Ellison氏が、クラウドコンピューティングは空騒ぎに過ぎないと吠えていたのは、さほど昔の話ではない。同氏は2008年、クラウドについて次のように発言していた。「女性のファッション業界以上に流行に流されるのは、コンピュータ業界くらいだ。私が馬鹿なのかどうか知らないが、皆が何を言ってるのかさっぱり分からない。一体何の話だ?まったく意味不明のたわごとだ。正気ではない。こんな乱痴気騒ぎがいつまで続くのか?」

Credit: Peter Kaminski, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

 時は巡って2012年、Ellison氏は、Oracleが「地球上で最も包括的なクラウド」を提供する準備ができた、と高らかに宣言した。

 このクラウド事業の会計処理を巡って、元社員がある告発を行った。

 Oracleでクラウド事業担当の上級ファイナンスマネージャーを務めていたSvetlana Blackburn氏が、同社から不当に解雇されたとする訴えを米カリフォルニア州北部連邦地方裁判所に起こした。訴状によると、Blackburn氏は上司から、財務報告の数字に数百万ドルを加えて計上するよう命じられたが、この計上は、具体的な請求や予測可能な請求の裏付けがないものだった。同氏はこの行為について、不適切で疑わしい会計処理だと忠告していたという。

 Oracleの幹部たちは「四角いデータを丸い穴に」収めようとしていたとBlackburn氏は主張している。クラウドサービス事業の財務報告を押し上げ、同社経営陣や投資家に「誇示」するためとのことだ。そして同氏は、数字の水増しを拒んだことで同社から解雇されたと訴えている。

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