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世界スパコンTOP500、「ミッドレンジ」の高性能化が続く

2017/06/21

Peter Sayer IDG News Service

 世界のスーパーコンピューター(スパコン)の性能ランキングを年2回発表しているTOP500.orgは2017年6月19日、最新の「TOP500」のランキングを発表した。49回目となる今回のランキングは、上位の顔ぶれこそ前回(2016年11月)と変わらなかったものの、もっと下位に目を向けていくと、真の変化が見えてくる。

Credit: Swiss National Supercomputing Center
Credit: Swiss National Supercomputing Center

 トップ2は前回と同じ中国勢だった。首位は「Sunway TaihuLight(神威太湖之光)」で93ペタFLOPS、第2位は「Tianhe-2(天河2号)」で33.9ペタFLOPSだ。(FLOPSは1秒当たりの浮動小数点演算回数、ペタは千兆)。

 第3位にはスイスの「Piz Daint」(19.6ペタFLOPS)が入った。GPUを使ったアップグレードによって速度が約2倍になり、前回の第8位から大きく順位を上げた。この結果、前回の第3~7位のスパコンはそれぞれ1つずつ順位を下げた。米国で最速のスパコン「Titan」は今回は第4位だった。

 トップ10だけを見た場合、前回のランキングとの違いは、Piz Daintが順位を上げたというこの1点のみだ。ここで話をやめたら、スパコンメーカーは寝ているのではないかと思う人もいるかもしれない。

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