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「STEMの高等学位を取得した外国人に米国永住権を自動付与」、Clinton候補が政策案を発表

2016/06/30

Patrick Thibodeau Computerworld

 米大統領選で民主党の指名獲得が確実なHillary Clinton氏は、米国の教育機関でSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の高等学位を取得した外国人学生にグリーンカード(米国永住権)を付与するとする政策案を打ち出した。

Credit: REUTERS/Jim Young

 Clinton氏は現地時間2016年6月28日、テクノロジー関連全般についての政策方針を発表し、その中でグリーンカード付与制度の概略を示した。米国の認定機関からSTEM分野の修士号か博士号の学位を取得した外国人に対して、グリーンカードをそのまま付与するとしている。

 Clinton氏は、今回発表した政策方針の中で、コンピューター科学教育の向上を大きく取り上げており、コンピューター科学の教師を今後10年間で5万人育成するとした項目をはじめ、Barack Obama大統領の施策にならっている部分もある。しかし、最も注目を集めるかもしれないトピックが移民だ。

 Clinton氏が今回打ち出したグリーンカード付与制度は新しいものではない。2012年には、共和党の大統領候補Mitt Romney氏も同様の策を掲げていた。こうした制度の導入は、連邦議会で両党から支持を集めている。

 大まかに言うと、こうしたグリーンカード付与制度が導入された場合、外国人の新卒者が、期限のある就労ビザ「H-1B」を取得する必要がなくなり、学生ビザからグリーンカードに移行できることになる。就職先が確定している人のみが対象となるはずで、また申し込みに待機期間が伴う可能性もあるが、Clinton氏の案は、詳細については説明していない。

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