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Mozilla、新しいコンテンツ推薦システムを開発中

2016/07/11

Ian Paul PCWorld

 米Facebook、米Google、米Twitterといった企業がWeb上で持つ影響力がますます高まる中、Webブラウザー「Firefox」を開発する米Mozillaは、こうした勢力に対抗するための計画を進めている。新しいコンテンツ推薦システム「Context Graph」の開発だ。ユーザーがWeb上で取っている行動に応じて、便利なコンテンツを簡単に見つけられるようにするシステムだという。

Credit: Rob Schultz

 Context Graphのシステムでは、他のユーザーにとって利便性が高かったコンテンツに応じて推薦を行うほか、Webページ間の関連性にも目を向ける。

 Mozillaは、Context Graphプロジェクトについて説明したWikiページで次のように述べている。「YouTubeの特定の動画にリンクしているページがたくさんあっても、動画自体からそれらのページにたどり着く手段がない。こうしたリンクのネットワークを理解できれば、それを基にして、よりよい推薦システムを構築できる」。Webページ間のリンクを理解するというのは、Googleの検索エンジンで中核となっている概念の1つでもある。

 Context Graphの簡単な使用例としては、例えば、自転車を修理したいと思って情報を探している時に、他のユーザーが同じ目的で訪れたサイトやページに基づいて、システムが推薦するコンテンツに「進む」ボタン1つで移動するという機能を実現できるとMozillaは説明している。

 究極の目標は、Firefoxを開いた時点で、有益なWebページを勧めるという機能を実現することだ。例えば、ユーザーが今いる場所に基づいて、現在の行動に役立つサイトをContext Graphが勧めてくれるといったものだ。MozillaのFirefox製品担当バイスプレジデント、Nick Nguyen氏は、Context Graphについて説明したブログ記事の中で、「Wikipediaの記事、企業ページ、Bluetoothのビーコンから発信されるURLは、いずれも格好の対象だ」と述べている。

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