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英国の消費者の25%、デジタル専業銀行の利用に前向き

2014/07/16

Matthew Finnegan Computerworld UK

 コンサルティング大手Accentureが英国で実施した調査によると、英国の消費者の25%は、デジタル専業銀行(パソコンやモバイルデバイスでのみ利用でき、実店舗やコールセンターがない銀行)の利用に前向きであることが分かった。

 調査は、英国で当座預金口座を持つ約3600人を対象として、2014年3月に実施したもの。世代別では、デジタル専業銀行の利用に前向きな回答は、25~34歳が33%と高かった。一方、調査対象の中では最も若年層である18~24歳が最も低く、22%だった。

 現在、銀行各社はデジタルサービスの拡充に力を入れている。英国初のデジタル専業銀行であるAtomも、2015年の開業を目指して準備を進めている。今後、デジタル専業というモデルを採用する銀行が増える可能性も考えられる。金融当局は現在、銀行の新規開業申請30件を審査している。

 今回の調査では、既存の銀行が提供するオンラインバンキングサービスやモバイルバンキングサービスの人気も引き続き高まっていることが分かった。

 オンラインバンキングを月1回以上利用しているとした回答は全体の80%だった。また、モバイルバンキングを月1回以上利用しているとした回答は27%で、前々回調査(2011年)の10%、前回調査(2012年)の21%に比べて上昇している。

 この結果は、英British Bankers' Associationが現地時間2014年7月8日に発表したレポートとも合致する。そちらによると、英国のデジタルバンキングの取引額は1日10億ポンドに及ぶとのことだ。

 だが、Accentureの調査結果を見ると、オンラインバンキングやモバイルバンキングの利用が伸びている一方で、実店舗の利用も実は増えていることが分かる。実店舗を月1回以上利用しているとの回答は、前回調査(2012年)の45%から、今回は52%に上昇した。世代別では、18~24歳の利用が最も多かった。

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