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Mozilla、Firefoxのアドオンの仕組みを変更へ、開発者とユーザーには悲報か

2015/08/25

Mark Gibbs Network World

 筆者は、米GoogleのWebブラウザー「Chrome」をリリース以来ずっと愛用しているが、皆がChromeを選んでいるわけではない。米Mozillaの「Firefox」の方がよいという人も大勢いる。おそらく開発者にとってはChromeよりもオープンであり、したがって柔軟性が高いという理由を挙げる人が多いと思う。だが、Mozillaは現地時間2015年8月21日、Firefoxのアドオンのアーキテクチャーを大幅に変更することを公式ブログ記事で発表した。当然ながら、Firefoxの利用者、特にアドオン開発者は、これに不満を抱いている。

 変更の概要について、公式ブログでは次のように説明している。(訳注:Mozilla Developer Street(modest)の訳から引用)

 Mozillaは今日、Firefoxのアドオンへ今後行われるいくつかの重要な変更について皆さんにお知らせします。Firefoxのアドオンエコシステムは長年にわたる漸進的かつ有機的な成長を通じて発展してきましたが、以下のような課題を踏まえ、ある程度の抜本的な変更を伴うFirefoxの近代化作業が進んでいます。

・ElectrolysisやServoといった新技術の活用
・スパイウェアやアドウェアからのユーザの保護
・アドオン審査期間の短縮

 これらの改善を可能にする方法をアドオン開発コミュニティの皆さんによく理解してもらえるよう、今日、以下4つの関連する変更をお伝えします。

・FirefoxにWebExtensionsと呼ばれる新しい拡張機能APIの実装を進めています。これはChromeやOperaが採用しているアドオンモデルとほぼ互換性があり、複数のブラウザを対象とした拡張機能の開発を容易にするものです。
・Electrolysisというコードネームで開発されている、より安全で高速なマルチプロセス版Firefoxが近日公開となります。Firefoxのアドオンがそれと互換性があるかどうか、開発者の皆さんに動作確認してもらう必要があります。
・サードパーティー製拡張機能が、セキュリティやパフォーマンスを犠牲にしたり、ユーザをマルウェアにさらしたりすることなくカスタマイズ機能を提供できるよう、9月22日リリースのFirefox 41以降、すべての拡張機能にMozillaによる検証と署名が必須となります。
・XPCOMやXULを使ったアドオンについて、おおよその廃止予定スケジュールを決定しました。

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